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星景写真に超良いレンズ Samyang 14mm f2.8とLEEソフトフィルターを購入。

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念願のSamyang 14mmを購入しました。


超広角の明るいレンズは、純正Canonレンズだと20万円以上しますが、このレンズは14mm f2.8で3万円くらいです。なんというコスパ。日本帰って来て即買いました。(前3万円のレンズ買う時は、値段的にかなり躊躇したのに、いま3万円とか見ると超安く感じる…ヤバい…)
Canon EF14mm F2.8L II USM 23万円(http://review.kakaku.com/review/10501011870/
Samyang 14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical 3.0万円(http://kakaku.com/item/K0000161427/

Samyang 14mmの良いところは抜群な解像力。逆に駄目なところはマニュアルフォーカスな点と歪み。どちらも星撮りにおいては全く気になりません。周辺光量落ちも酷いですが、後から補正すればまあ大丈夫です。星景写真家達には知る人ぞ知るな超コスパ良いレンズっぽいです。
(参考)
http://ameblo.jp/matsubaku/entry-11403888382.html
http://digicame-info.com/2010/07/samyang-14mm-f28-if-ed-mc.html
http://shinsblog304.blogspot.jp/2012/01/samyang-14mm.html
http://mjpjm.exblog.jp/15508821


関係ないですが、あと星撮り用として気になってたレンズは以下。
Canon EF16-35mm F2.8L II USM 16万円(http://kakaku.com/item/10501011835/
TAMRON SP AF 14mm F/2.8 Aspherical [IF] 13万円(http://kakaku.com/item/10505510525/
TOKINA AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8 5.1万円(http://review.kakaku.com/review/K0000336323/
SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM 6.5万円(http://kakaku.com/item/10505011899/
SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM 7.3万円(http://review.kakaku.com/review/K0000522469/


レンズとともにLEEの角形ソフトフィルターNo1も同時購入しました。
Samyang 14mmは普通にフィルターは付けられないので、写真のようにフィルターを切り抜いた後にガムテープで無理矢理貼付けてます。こんなに雑でいいのか?と思いましたが、まあなんとかなりました。(※以下の写真は何回か着脱した後なので本当に雑です笑)
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これだと着脱が面倒なので、最初はフィルターケースを自作して無理矢理レンズの前面に付けようと思ってましたが、それも面倒になって諦めましたw ちなみにフィルターはそもそも大きさが足りず、前面に付けても左右はフィルターの範囲外になってしまうので注意です。簡単なテストをしましたが、境界面が目立つことはなかったので、左右のソフトフィルター効果を捨てればなんとか使えなくもないと思うのですが。まあ、多分そんな使い方してる人はいないですねw ただし後ろに光源がある場合の後ろからの映り込みには注意です。

(参考記事)
・同じように直接付けてる例。この例だとかなり綺麗に付けられてますが、自分が買ったものとはちょっと形が違うみたいです。 http://briareos.seesaa.net/article/285515746.html
・Astronomikフィルターにつけている例 http://ameblo.jp/matsubaku/archive2-201211.html
・LEEフィルターの効果。自分は星座が分かる程度になってくれれば十分すぎる…と思ったので1番をチョイスしました。http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/diffuse_filter_special/lee/index-j.shtml


前置きが長くなりましたが、レンズとフィルターのテストに行ってきました。
まずはレンズのテスト。f2.8 SS30 ISO3200で北の空。
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綺麗ですね。アンドロメダ大星雲もくっきり。天の川もうっすら見えます。色々弄ってRAW現像してはいますが、露光はあまり弄ってません。撮った場所はそんなに星撮りに適してない、光害が若干ある場所なので、そこでこのセッティングで撮ってしまうとむしろ明るくなりすぎてしまいますね。今までSigma 12-24mm f4.5-5.6で頑張って星を撮っていたので、f2.8の世界は楽しすぎます。明るくなりすぎるって笑
解像力も噂通り。絞り開放なのに四隅でコマが目立ったりすることも無く…恐ろしいレンズです。

ちなみに、同じ時にとった人生初の日周運動写真(SS30分)。なかなかお気に入り。
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次にフィルター効果のテスト。フィルターなし。
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フィルターあり。
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フィルターありの方が星座がくっきり見えて綺麗です。しかし写真をある程度大きくして見ると暗い星が消えてしまっていたり、岩や木のシャープさが落ちていることを実感できます。自分としては星の微細感や空以外の対象物のシャープさも欲しいので、どうするか迷いどころです。
とりあえず今後は、星座を写したいならフィルターあり、そうでもないならフィルターなし、という使い分けをしていくことになりそうです。……ということをしたいときに、フィルター着脱の難しさが響いてきますね。どうしようか。

とりあえず、来春は卒業旅行でこのレンズもって南米にいってきます。アタカマ砂漠とウユニ塩湖で星空を撮る予定。楽しみ。


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