Into the Horizon

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フリーランスのエンジニアから見たトレタさん

この記事はToreta Advent Calendar 2018の5日目の記事になります。前日はインフラの山田さんのsendfile()の挙動を観察する。でした。


現在、株式会社トレタさんでフリーランスのサーバーサイドエンジニアとして働いています。社員ではないのですがアドベントカレンダーの募集に手を挙げてみました。

トレタさんに興味がある方はぜひご覧ください。トレタさん、良い会社ですよ!

※自分と正社員さんとはそもそも契約の形が違う点、あくまで僕の観測範囲ではこう見えただけで実際に社員の皆さんがどう感じてるかは別という点はご留意ください。


トレタって何をやってる会社?

飲食店の予約台帳アプリをメインに、外食産業のICT化を進めている会社さんです。予約台帳とは、飲食店の方が使う用の予約管理アプリですね(ざっくり)。 会社の規模は100人〜くらいです。

トレタの良いところ

技術への理解がある

歴史のあるサービスなので、1年前くらいまでは技術的負債が結構溜まってしまっている状態だったようですが、ここ1年くらいでモダンな環境になったみたいです。分かりやすい例でいうと、1年間でRails4系->5.2、rubocopをゴリゴリ入れる、CI環境も完備など。 そして現在進行形で更にモダンな環境にしています。

結構なリソースを負債の解消に投下している印象があり、経営陣の技術への理解と、技術部の部長の力が良い感じだなあと思っています。(そして、必要な投資だと思っています)

自分が雇われている理由の1つもこの辺にあり、入って2日目に130行あったControllerのアクションを10行+他の関数に分けたり、リファクタリングの仕事もしています。

※ちなみに負債負債と書くのは先人へのリスペクトがなくて好きではないですのですが、何と書くのが良いのですかね。サービスを大きくしてくれた先人たちへの感謝を胸にリファクタリングしていくぞ! :punch:

契約社員にも情報の格差がない

自分は正社員ではないわけですが、情報の格差を感じたことはありません。

契約社員に任せるのは厳しいもの(お客様の個人情報など)は流石にあるのですが、slackのチャンネルは全チャンネル入れますし、esaのドキュメントもほぼ全て見れますし、分析環境もありますし、全社会にも参加できます(僕の参加は任意ですが、資料に必ず目を通してます)。

結局のところ、自分の業務に必要な情報さえあれば業務はできなくはないとは思いますが、こういう小さいところから疎外感を感じたり、当事者意識の持ちづらさを感じたりすると思うので、情報がオープンなトレタの環境は良いなと思っています。 個人的にも、全社の流れや経営戦略を知りながら目の前の開発をできるのはとてもやりやすいですね。

逆に、自分が前職で副業のエンジニアさんを雇う際に、シングルチャンネルゲストで参加してもらったり、ドキュメントの権限もまちまちだったりしたのは、非常にダメだったなと反省しました。 情報は制限する側ではなく、できる限りオープンにする側に倒すと良いと考えています。

ワークライフバランスがとれている

コアタイムが11:00-16:00で、遅めにくる人もいれば、しばしば早めに帰る人もいます。

コアタイムが同じような時間の会社さんは他にもあると思いますが、良いなと思うのは、みなさん気兼ねなく遅く出社/早く退社してる点ですね。 制度上はそうなってても、周りの目が気になって結局みんなで一緒に20時まで…みたいな声を聞くのが多い印象です。

同じように「子供が熱出してしまったので休みます」のような理由で休んでる方も多く、当然ですがそれに対して周りがどうこういう雰囲気もなく、気兼ねなく休んでる印象で、良い雰囲気だなと思っています。

自分もいまいち集中できないときは早めに帰って他の日働いたりできていて助かっています。

仕事を信頼して任せてくれている

これはトレタさんが、というより、僕の所属するチームが…という話だと思いますが、何をやるにも全て信頼して仕事を任せてもらっている感覚があります。 極端なことを言えば、何か事情があって仕事が全く進まなくても、事情をいちいち説明せずとも何も言われないだろう、というような感覚です(そんなことはしませんが)。

そういった環境で働けるのは、無駄なコミュニケーションがなく効率的ですし、単純に働いていて気持ちいいですし、気持ちよく働けるというのはとても大切なことだと考えています。 「誰かと働くにあたり大切なことは無条件で相手を信頼すること」とはどこかで聞いた言葉ですが、まさしくこれだなと感じています。

もちろん、信頼してもらうだけの努力は自分もした上での関係ですし、信頼してもらってる分だけこちらも成果を出さないとなと気が引き締まりますが、とにかく気持ちよく働かせてもらってると感じています。

雰囲気が落ち着いている

30前半くらい〜40歳くらいがボリュームゾーンで、みなさん落ち着いていて、優しく柔らかい雰囲気だなと思います。 前職ではほぼ最年長でしたが、今はチームの中では最年少です。笑

毎週水曜はリモートワークデー

家で宅急便受け取りたいときとか、天気悪いときとか、気分が乗らない時は家でリモートできるのがとても快適です。とはいえ会社に出勤した方が自分は集中しやすいので、半分くらいは出社してます。

社内環境が良い

広くて綺麗で、コーヒーや飲み物完備、集中スペースなどあります。

グルメが多い

食のドメインの会社だけあって、グルメな方が多い印象です。 最近糖質制限とかしていたせいで、なんだかんだグルメ情報を聞けていないので聞いていきたい。(僕も好きです)

トレタの悪いところ

正直悪いところと言うほどのものはないのですが、両側面を書いた方が公平かと思ったので書いてみます。 (一応書いたは良いものの、大して気にしてないのでお気にせず… > 中の方々)

PullRequestのレビューが遅い

レビュワーとなるLE相当の人々が忙しそうにしています。 自分が任されているタスクは緊急度が低いものも多いので仕方ないのですが、レビューが数週間放置されるのはちょっと良くないかなとは思っています。(あとはコアな機能に手をいれる事が多いので、QAが重いというのもあります)。 これは仕方ないかなと思っているので、レビュワーになれる人を増やす方向を検討したいですね。

あとはまあ、自分の仕事が早すぎてPRを出す量が多いという説もあるかもしれません(フォロー風イキリ)

PMが忙しそう

上のと似た話ですが、プロダクトのオーナー層の人が忙しそうだなと感じています。 プロダクトについて俯瞰しつつゆっくりと時間をかけて向き合える役割の人は非常に重要だと考えているので、その観点からはちょっとその層の人が不足している/多忙そう、という印象があります。(それによりタスクがクリティカルに進まないようなことはないです)

逆に良いなと思うところとしては、エンジニア陣やデザイナー陣にサービス志向な人たちが多く、全員がプロダクトに向き合ってる感じはとても良いなと思っています。

…ということで(?)、トレタではPM、エンジニア、デザイナーを募集している気がするので、興味がある方は応募してみてください。 https://www.wantedly.com/companies/toreta

※ちなみに採用ページの写真を最近撮りましたw(まだ反映されてないです)

お前はなにやってるの?

トレタのコアAPIRailsのコードの開発をやっています。 今のところ、新規機能開発 : リファクタ : 細かい改修 = 5:2:3 くらいな印象です。

歴史があるサービスで、少し古くなってしまったコードも多いので、新規開発で関連コードを触るついでにゴリゴリとリファクタリングをこなしています。自分が関与したところは全て綺麗にしていきたいですね。

最近は他の方の活躍もあり、どんどん開発環境がモダンになっていて大分開発しやすくなっています。

終わりに

ということで、フリーランスという立場から見たトレタさんについて書いてみました。 個人的にも美味しいもの好きで外食も好きなのですが、飲食店の方はどこも本当に忙しそうなので、少しでもそれを楽にしてあげたいですね。(トレタのミッションは「食の仕事を、おもしろく」です。)

この記事を読んで興味出た方がいれば、ぜひトレタに遊びにきてみてください! ということでステマ記事でした。